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SAS(睡眠時無呼吸症候群)

[2024.04.20]

こんにちは!青葉おおしおクリニック院長の大塩博です。

今回からは当院で行っている治療を紹介していこうと思います。

「家族にいびきがうるさいと注意された」「よく寝ているはずなのに日中体がだるい」などと悩んでいる人は多いと思います。

 実はそんな方はSASかもしれません。SASとはSleep Apnea Syndromeの略で睡眠時無呼吸症候群のことです。

 まさか自分がと思うかもしれませんがLancetという高名な医学雑誌によれば、実は身近な病気で、日本人の潜在的SAS患者は940万人以上と考えられており、働き世代の7人に1人はSASを患っていると報告されています。

 大きないびきとともに睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。それにより体が低酸素状態となり、その状態が毎晩、年単位で起きれば心血管系の病気や生活習慣病の原因となってきます。

 当院では簡単な問診票を準備しておりSASの疑いがある方に、指先と鼻先に体の中の酸素濃度と呼吸を測る機械を取り付けるだけの簡易検査を行っています。その簡易検査で中等症以上のSASの方に、保険適応で使用することが可能なCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸)療法を勧めています。

 CPAP療法とは睡眠中、鼻に装着したマスクから最適な圧力をかけた空気を送り込み、気道を確実に広げる治療法のことです。CPAP療法の長期効果と安全性は確立されており、現時点で最も効果がある主たる治療方法とされています。狭心症、心筋梗塞の発症予防、高血圧の減少、眠気による運転中の事故リスクの低減効果など様々な報告があります。心当たりのある方は気軽にご相談ください。ホームページ内の診療内容、疾患から探す、内科、SAS(睡眠時無呼吸症候群)に詳しく載せてありますので参考にして下さい。

 

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